2012年1月13日金曜日

ノロウィルス検査 に役立つ泥発見: ブログ元気元気--ナースによる心身の健康法

うかつにも、看護師でありながら、ノロウイルスの検査は、「保険適用外」であることを知りませんでした。
ノロウイルスの検査は、通常の医療機関で検査ができず、迅速な検査もないそうです。

個人的にノロウイルスの検査をしたい人は医療機関で申し出れば出来ますが、2万円〜3万円くらいの高額な費用がかかります。

それが、<ノロウイルス>吸着するたんぱく質を汚泥から発見という最近の医療ニュース(毎日新聞、1月4日)で、
ノロウイルスなど下痢の原因になるウイルスを吸着するたんぱく質が、下水処理の過程で生じる汚泥に含まれていることを、
東北大と北海道大の研究チームが解明した。患者が感染しているかどうかの検査への活用が期待され、
英科学誌「BMCバイオテクノロジー」に掲載された。
というのです。

詳細はこちら>>ノロウイルス吸着するたんぱく質発見 

迅速で安価な検査ができるようになるといいですね。

■ちなみにノロウィルスによる胃腸炎が急増しているそうです。

主な症状は、嘔吐・下痢・発熱で、「お腹の風邪」と呼ばれています。
症状には個人差がありますが、突発的な激しい吐き気や嘔吐、下痢、腹痛、悪寒、38℃程度の発熱で、
嘔吐の数時間前から胃に膨満感やもたれを感じる場合もあり、これらの症状は通常、1、2日で治癒し、後遺症が残ることもなく死亡することも稀です。

ただし、免疫力の低下した老人や乳幼児では長引くことがあり、死亡した例(吐瀉物を喉に詰まらせることによる窒息、誤嚥性肺炎による死亡転帰)が報告されています。

また感染しても発症しないまま終わる場合(不顕性感染)や風邪症候群と同様の症状が現れるのみの場合もあります。
これらの人でもウイルスによる感染は成立しており、糞便中にはウイルス粒子が排出されているため、注意が必要です。

特異的な治療法は確立されていません。
感染から発病までの潜伏期間は12時間〜72時間(平均1〜2日)で、症状が収まった後も便からのウイルスの排出は1〜3週間程度続き7週間を越える排出も報告されています。

年間を通じて発症するが、11〜3月の発症が多く報告されます。

2007年5月に報告された厚生労働省食中毒統計による2006年の食中毒報告患者数は、71%がノロウイルス感染症とのこと。

ヒト以外では発症しないとされ、発症機序を含め十分に解明されていないというから驚きです。
毎年冬になるとノロウィルスが騒がれているのに。これだけ医学が進歩していても、まだまだ分らないことはたくさんあるのですね。(ソース:ウィキペディア)

★予防法は、生でカキなどの貝類を食べないこと。よく手を洗うこと。患者の糞便に触れないことなど です。
病院では、冬になると、患者の嘔吐物や糞便の処置後は、ハイターで消毒しています。これが一番効果的との研究があります。

★なので、わが家では、キッチンのまな板、布巾などは毎日キッチンハイターで消毒しています。そのせいか、ノロウィルスに感染した覚えがありません。不顕性感染かも知れませんが。

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