2012年2月10日金曜日

科学的に偽りであることが証明された体に関する10の迷信(ライフハッカー[日本版]) - エキサイトニュース

��邪はウイルスが原因であり、特定のウイルスに感染しなければひかないのです。『Why Do Men Have Nipples?』の著者であるMark Leyner氏とBilly Goldberg博士は、次のように説明しています。

寒かったり、水に濡れたからといって風邪をひくわけではありません。しかし、誰もそれを認めようとしないのです。一般的な風邪はウイルスによって引き起こされます。このウイルスはそこかしこにあり、接触を完全に避けることは困難です。また、風邪を引いている人に接触すれば感染しやすくなります。風邪を引いている人にはあまり近づかないようにするか、後でよく手を洗いましょう。睡眠不足や食生活の乱れも体の抵抗力を弱め、風邪をひく原因になります。風邪をひいたときは、よく休息をとり、きちんと食事をとるようにしてください。チキンスープを少し飲むのもお薦めです。

では、冬に風邪を引く人が多いのはなぜでしょうか? 『New York Times』がこの問いに答えています。

風邪は人から人へのウイルスの感染で起こります。冬になると、人々は室内で過ごす時間が長くなるため、人とより近い距離で長時間一緒にいる機会が多くなります。オフィスや家庭に風邪を引いている人がいれば、他の人にも感染しやすくなるわけです。もちろん冬でなくとも、風邪を引いている人には近づきすぎないほうがよいでしょう。


体温は頭から逃げやすい

体温が上がると一般的に頭も暖かくなってきます。それで、人は外出するときに頭に何かかぶって体温を保持しなければ! と思うわけです。この考えは的を得ているように思えますが、体の他の部位に比べて、頭から体温が逃げやすいという理由はどこにもありません。子どもの健康の研究者Rachel C. Vreeman氏と小児科の助教授Aaron E. Carrol氏は、帽子をかぶっても体全体の体温を保てるわけではないと指摘しています。

この迷信はおそらく、かなり昔の軍隊の極寒地におけるサバイバルスーツの研究から来ています。その研究では、極寒地における体温の奪われ方を調査し、このとき兵士達は全身をサバイバルスーツで覆っていたものの、頭部だけは露出していました。当然、「頭から最も多くの熱が逃げた」という結果になったわけです。

専門家によれば、もしこの実験を水着だけを着て行ったとしたら、頭部から逃げた熱は体全体から逃げた熱の10%にも満たなかっただろうとのことです。…

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